top of page

『TRANCEST』に寄せて/高橋勅雄メッセージ


『TRANCEST』演出構想
『TRANCEST』演出構想

新作舞台『TRANCEST』に寄せて、代表・高橋勅雄からのメッセージです。

コロナ渦中における活動停止を余儀なくされる中での、舞台人としての想いが伝わるかと存じます。ご一読いただければ幸いでございます。

 

TRANCEST 制作風景
『TRANCEST』制作風景


皆様へ

日頃は格別のご厚情を賜り、心から御礼申し上げます。

このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大は、世の中へ大きな影響を与えました。

その煽りは例にもれず我々も直撃し、多くの不安を抱えながら活動を模索しておりました。

前進しては後退し、その繰り返しの中でもなんとか前を向くものの、私たちの表現活動にとってあまりにも厳しい現実に、悲しさと悔しさを日々噛みしめております。

その中で考えに考えを重ね作り上げた、新作舞台【TRANCEST(トランスト)】を開催する運びとなりました。

本公演のキャスト、スタッフ、そしてこのコロナ禍でも我々にお力添えくださった皆様のお陰により、我々主催の舞台復帰の第一歩が踏み出せる事は、本当に幸せの限りでございます。

まだまだ感染症が終息する見通しが立たない中ではございますが、一日一日の不安感や恐怖心が増している今だからこそ、ぜひ皆様にはこの舞台に足を運んでいただきたい。

また、様々なご事情で会場に足を運ぶことが困難な皆様におかれましては、私達が必死に考え抜いた新しい舞台の在り方 「扉(とびら)」 でこの舞台を感じていただきたい。


私達が生涯をかけて大切にして来た

舞台を...音楽を...身体を...魂を...

ぜひ、確認しにお越しいただきたい。そう願っております。


出演者一同や、私を支えてくださっているスタッフの方々が織り成す、人が喜ぶ舞台や音楽。

ここにはそれがきっとある。と、私が 1 番実感しているからです。

【TRANCEST】という大きな橋を舞台に架け、たくさんの方々が様々な形で集える素敵な公演となりますよう、私も魂をかけて舞台に挑みます。

              Atoa.代表 高橋 勅雄


 

『TRANCEST』ダイジェスト映像はこちら


bottom of page